こんにちは。玉掛け技能講習、玉掛けの資格を取った話しをしたいと思います。
玉掛けって何?
業種が違う友達にタマカケというと、「卵かけご飯?」と間違われるのですが、卵かけご飯ではありません。
玉掛けは簡単に説明すると、クレーンなどに物を掛け外しする作業のことです。
資格取得する事になった経緯
自分は高校卒業してすぐ、地元の製造業の会社に就職しました。そこでクレーンを使用する職場に配属されたのですが、自分は最初入社したばかりの時は玉掛けの資格を持っていなかったので、まだクレーンの玉掛けの作業をしている人の、手伝い、サポート係、みたいな仕事をしていました。(たまに資格なくても玉掛けのクレーンの練習だといわれ、その作業もしていました)
そして、1年くらい勤務した時、上司から玉掛の資格取ってこいと言われ。3日程度休みをもらって玉掛けの資格を取りに行きました。(資格取得に必要なお金は会社のほうで負担してくれました)
玉掛けの技能講習の内容
当日玉掛けの資格取得の場所に行くと、自分以外にも20人くらいいました。みんな製造業の方のようでした。
1日目は学科で本を読んでの学科でした。(この学科は先生がしつこいほど答えを教えてくれました。後から聞いた話しでは落ちると手続きが面倒になるらしいから、わかりやすくテストに出る答えを教えてくれていたそうです。落ちる人は珍しくてほとんどの人は受かるようになっているようです。)
2日目はたしか学科のテストで(うろ覚え)3日目はたしか実技でした(うろ覚え)
学科は先生が答えをすべて教えてくれたので(笑)簡単だったのですが、実技になると教官のシルバー人材センターのお爺ちゃんが張り切って檄を飛ばしてきます。自分は安全衛生協育センターというところで取得したのですが、その教育センターにはシルバー人材センターが隣接していて、そこから仕事で来ているお爺ちゃんの教官でした。
このお爺ちゃんの教官がまた厳しい!荷物をクレーンで持ち上げて移動すると、荷物が左右に振れたりするのですが、大きく振れようものなら檄が飛んできます。
玉掛けの作業は簡単に説明すると、手による合図と声による掛け声をかけて作業者に連絡して、クレーンの先に吊り治具をかけていきます。そしてゆっくりと重い荷物などを持ち上げて、荷物が左右に振れないように、目的の場所へと移動させて荷物を傷付かないように、ゆっくりと降ろしていきます。
玉掛けの作業で危険な事
玉掛けの作業で危険な事は、やはりクレーンで吊り上げた物、荷物の下敷きになることです。またクレーンで吊り上げた際にゆっくりと正確に持ち上げないと、左右に振れてしまって頭にぶつかることもあります。
また、外での作業では強風で荷物が左右に振れたりもするので、風の影響なども確認していなければなりません。
実技テスト
そして実技のテスト時間になりました。実技は応募した順から順番にしていくのですが、テストの時だけは教官はただ静かに採点していました。自分は順番が来るまで結構ドキドキと緊張していました。テストでうまくできる人や失敗する人色々いました。
いよいよ自分の番です!
テストの時だけは厳しくチャチャ入れてきた教官も静かに見守っていました。時間はかかっても良いので、ゆっくりと慎重にやっていきます。とにかく失敗しないように失敗しないように注意しながらやってった。
ちょっと指図わすれて失敗したのですが、あんまり大きな減点にならなかったようで良かったです。
。。。あっという間に終わりました(笑)。(自分は玉掛けの作業を会社で練習でしていたので良かったのですが、初めての人には難しいかもしれません。しかし、会社でやるのと、実技場でやるのは全く別物で普段やっている人でも手による合図を覚えないといけないのでそこだけ難しいかもしれません。)
覚えるまで少し難しかったこと
会社の玉掛けの作業と違うところは手による合図がある所で、手による合図が覚えるまで難しかったのですが、覚えたら簡単でした。
全員無事合格
そして他の人も全員実技が終わって全員資格合格できました。地味ですぐ取れる資格ですが、取得できて嬉しかったです。(後から聞いた話しでは落ちると手続きが面倒になるらしいから、落ちる人は珍しくてほとんどの人は合格させることにしているようです。確かに玉掛けの作業やったことないような人には時間をかけて教えていました。)
そのすぐ後に同じ場所でフォークリフトの免許も取ったのですが、玉掛けとフォークリフトの免許は一緒に取ると作業がしやすくなって会社としても良いらしいです。お読みいただきありがとうございました。
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